AI要約
エスキモーの食文化と栄養摂取
極寒環境での生存戦略:
・マイナス30度の環境では野菜、果物、穀物が育たない
・火を起こすことも困難な状況
・生のアザラシの肉と内臓を摂取することで必要な栄養を確保
摂取する部位と栄養価:
肝臓: 最も栄養価が高く、酵素やビタミンAが豊富
心臓: 活力維持のために重要な臓器
腎臓: ビタミンBが豊富
皮下脂肪: 子供がお菓子のように摂取
脳: 神経系に良い希少な栄養源
眼球: その他の部位と合わせて摂取
ビタミンC摂取の課題:
・霊長類のみビタミンC合成ができない
・生の内臓摂取により加熱で壊れやすいビタミンCを確保
民族による食物適応の違い
感染症・寄生虫への耐性:
エスキモー: アニサキス、蟯虫、回虫への耐性
インド人: ガンジス川での沐浴によるA型肝炎・赤痢への抗体保有
東南アジア人: 抗マラリア遺伝子保有
ネパール山岳民族: 大きな脾臓により低酸素環境への適応
食物消化能力の差異:
イタリア人: 小麦への適応
各民族固有の腸内細菌による消化システム
動物園での特殊飼育事例
コアラ: オーストラリア産特定ユーカリのみ摂取可能、毒分解用腸内細菌が必要
パンダ: 中国産竹への強い依存、セルロース分解用腸内細菌が必要
ナマケモノ: 中南米特定樹木の葉を空輸または温室栽培で提供
リスザル: 熱帯雨林の果実・樹液に適応した人工フード調合
反芻動物: 現地草に適応した腸内細菌の維持が難しい
オカピ: 豆科・センダン科植物の動物園内栽培が必要
国際結婚における食物アレルギー問題
免疫システムの母系遺伝:
・日本人母親×外国人父親の組み合わせが9割以上
・子供の免疫システムは主に母系に依存
具体的事例:
アシュケナージ系ユダヤ人ハーフ: トマト・オリーブアレルギー
イタリア人ハーフ: 小麦によるアトピー性皮膚炎
ロシア人ハーフ: 油類への不適応
アフリカ系ハーフ: 生後3ヶ月でアトピー性皮膚炎発症
推奨される食事方針
和食中心の食生活:
・ご飯、味噌汁、ぬか漬けを基本とする
・焼き魚・煮魚、酢の物の摂取
・可能であれば味噌の自家製造
食材のバリエーション確保
:米類: 白米、五分付き、七分付き、玄米、雑穀の使い分け
豆類: あずき、大豆をご飯に混ぜる
味噌: 5-6種類の異なる味噌を用意
魚介類: 刺身、各種貝類、エビの摂取
その他: キノコ類、ポン酢、ゆず胡椒、各種麹の活用
配信書き起こし
エスキモーは生のあざらしの肉だけじゃない、生で肝臓、腎臓、肺、脳、眼球まで食べちゃうんですよ。どう思いますか?ね。気持ち悪いとか気持ちいいとかじゃなくって。ね、ゲテモノとかじゃなくって、マイナス30度なんです。マイナス30度で育つ稲だとか小麦だとかトウモロコシとかないの。果物もないの。じゃあビタミンCってどうするんですか?
人間はほら、前も言いましたでしょ?ビタミンCって我々合成できないわけですよ。霊長類だけです。あのね、ワンちゃんとか猫ちゃんとかビタミンCが自分で合成できるから、果物あげたりしちゃだめよ。霊長類以外はビタミンCはブドウ糖から合成できるんです。
だからエスキモーはビタミンCを何とかどっかから取ってこなくちゃいけないわけですよ。キウイはないのよ。今のエスキモーは大丈夫よ。もうね、1960年ぐらいまではずっと彼らはもう昔からの食事してました。うん。1960年ぐらいまでは。
僕が子供の頃まではエスキモーはちゃんと本当に犬ぞりに乗ってあざらし捕まえて食べてたんですよ、あざらしのの内臓にビタミンCがあるわけよ、肝臓とかにね。だからすごいんですよ。極寒の地では新鮮どころか野菜も果物も穀物も芋も取れなきゃ、稲も取れなきゃ、火もつかないんですよ。木はないんですよ、マイナス30度。いいですか?北極みたいなとこですからね。そこに仮にですよ、木があったとしましょう。マイナス30度の木とマイナス30度の木をゴシゴシってやって摩擦熱で火が起きますか?起こるわけない。
だから生のまま食べるわけ。で、この臓器を生で食べることで加熱したら壊れやすいビタミンCがその他のビタミンとかミネラルを生で取るわけね。何を食べるか。とくにエスキモーがとるのは肝臓です。肝臓にいろんな酵素とかビタミンが入ってるからね。それから皮下脂肪。アザラシの皮下脂肪をそぎ取ったものを子供がお菓子みたいにして子供が食べるんですよ。
まず肝臓。え、エスキモーにとっては最も栄養価の高いもの。酵素やビタミンAが豊富と。次、心臓。心臓も動き筋肉だりながら臓器と見なされて、活力を維持するために良く食べますと。次に腎臓。腎臓はビタミンBが豊富のところです皆さん、腎臓生で食える?少しおしっこ入ってるんですよ。次、腸。うん。腸はうんち入ってますよ。当然そのまま食べないですけど。でも、洗うんですけど、洗うんですけど、ちょっと僕らじゃ考えられねえでしょ。うん。それから、肺は、え、外に出して乾燥させて、あの、干物にしてから食べるそうです。うん。あと、舌。それから血液。うん。血液も飲む。うん。それからこれがすごいですね。頭部。脳みそは特に希少な栄養源とされてる。当たり前ですけど、神経系に良い。それから目玉、眼球。ね。
で、これを、僕らがもし食べたらどうなるか。すぐなるのがあるそうです。アニサキスです。アニサキスってさ、小さい線虫でしょ?ま、なったこともある人もいるんじゃないですか?ものすごい苦しいですよ。うちね、消化器内科の先生がアニサキスぴょって取るの2回僕見たことありますよ。1cmぐらいかな。1cmぐらいのね、なんか、う、生しらすみたいなんですけど。それどうするの?食いちぎっちゃうんでしょ。だからよく噛むの。アニサキスそのものは毒性ないですよ。だからアニサキスを集めてきてみじん切りにしたら食べられますよ。
あとは、蟯虫とか回虫とかもそう。噛み切っちゃう。あとは赤痢とか、A型肝炎とかね。これも完全に抗体ですよ。で、私たちが生で食ったら、当たり前ですけど、即死ですよ。あと似たような話がさ、あの、ガンジス川とかインダス川に行って、沐浴するのね。地元の人はいいけど、観光客が行っちゃだめよって言った。あの、飲んでませんとか言っても飛んできた水が目とか鼻とか飛んできたりとかしても、A型肝炎とか赤痢とかになるから。なんでインド人大丈夫なんですか。抗体持ってるからですよ。それから私がいつも言ってる話ね、抗マラリア遺伝子って持ってるわけ。東南アジアの人たちは。マラリアに刺されても死なないわけですよ。で、僕らは?。死にます。それで大東亜戦争の時に何十万人もの日本人が、あの、マラリアで死んでるわけですよ。1万人とか2万人じゃないです。数十万人ですよ。蚊に刺されただけで死んじゃったんです。戦争で死んだんじゃなくてね。それから山岳民族。ネパールとかの人たちは脾臓がすっごい大きい。だから酸素の量が半分とか生きていけるわけ。つまりね、もう分かりましたよね。民族が違ったら別の生き物なんですよ。うん。だからよくね、小麦食べたらだめですよって言ったら、何言ってるんですかイタリア人とかパスタたべてるじゃないですかとか言われるけど、イタリア人は別の人間だから。だから僕らが食べるとアトピーになったりするわけ。同じ、同じ人間じゃないの。違う人間なの。
でね、似たようなものがあるんですよ。例えばね、コアラ。コアラってユーカリ食べるでしょ。コアラってオーストラリアにあるユーカリ以外食べたら生きていけないんです。ユーカリもいろんな種類があるんですけども、コアラが食べるユーカリしか食べない。コアラを輸入して日本で買うためには、コアラが食べるユーカリも日本に輸入して栽培しないと食べられない。
それからパンダ。ね。ジャイアントパンダ。これも竹とか笹に非常に強く依存するんですよ。それでこの中国産のその食べる竹だけじゃないと食べられません。それからその竹に付いてる細菌ね。これが消化に必要なんですよ。腸内細菌でセルロースを分解してるからね。うん。あ、ユーカリには毒があるんですよ。そのユーカリの毒を、あの、分解する腸内細菌をコアラは持ってて、その腸内細菌になるためのユーカリに付いてる細菌を食べないと死んじゃうわけです。毒で。で、パンダも同じです。
パンダも最初は中国産の竹一緒に持って来たんですよ。それで中国の土と中国の竹持ってきて日本で栽培して、その竹を食べないとパンダも死んじゃうわけです。
あとナマケモノ。ナマケモノは、中南米の特定の樹木の葉を食べると。で、動物園では仕方がないから現地から葉を空輸したりとか、あるいは日本で温室栽培したりとかしてあげると。
それからリスザル。リスザルも熱帯雨林の果実や樹液を主食にするために、特定の植物を人工的に育てたり、あるいは似た栄養素を販売してフードに調合してあげると。うん。
それから反芻動物ね。レイヨウとかカンムリヒツジ、これも現地の草に適用した腸内細菌を持つために、輸送後は体調を崩すと。で、動物園では現地の植物を栽培したりとか、その腸内細菌を使って、それを、え、混ぜて与えると。
それからオカピ。オカピって知ってる?キリンの仲間ね、牛みたいなやつ。オカピも、え、熱帯雨林の葉を食べないと生きていけないそうです。これも特定の豆科、豆科や、センダン科の植物っていうのを動物園で栽培してそれであげると。
で、こういう風に、えっと、みんな動物園で飼ってるのもすごい大変なわけですよ。ね。
で、それでね、まあ、いろんなあの、なんて言うの?ナラティブなね、あの、事象のお話があるんですけど、白人の、いわゆる、え、ハザール系のユダヤ人ね。うん。アシュケナージ系のユダヤ人の患者さんが来たんですよ。お父さんがアシュケナージで、お母さんが日本人。で、それで、え、お嬢さんはもう本当にフランス人みたいにきれいなブルーの目で金髪で白人で可愛い女の子なのね。で、その子が、あの、お父さんと来たわけよと。で、オリーブ嫌いだとかって。トマトが嫌いだとかって。お父さんが直せとかって言って。あの、本当に調べたら、あの、トマトとかね、オリーブとかアレルギーなのよ。で、お父さんが言うわけ。ありえないって。「ユダヤ人は朝起きたらオリーブ油にみじん切りのトマトを入れて炒めて、これをそのまま食べたりとか、それからあの、パンに、乗っけたりとかね、調味料としても使うし、食材としても使うの。当たり前だろって。おかしい。同じ人間じゃないか」って言うから、「申し訳ありません。同じ人間じゃないんです」って。「なんで俺は大丈夫なのに娘はだめなんだ」って言うから。あの、皆さんはこれね、前も言ったことあると思うんですけども、あの、免疫はほぼ母系になります。そうじゃない時もあるけど。国際結婚ってほとんど、ほとんどが、お母さんが日本人で、お父さんが外国人なんですよ。そのユダヤ人であれ、イギリス人であれ、フランス人であれ、あの、なんだ、もう黒人でもそう。日本の女性ってすごい人気あるんですよね。世界中から。そんなもんで、日本人女性と外国人男性っていうのがほとんどです。もう9割以上だと思いますけどね。奥さんが外国人っていうのはまれですよ。
でハーフの子が来るとだいたい悩みはアレルギーとか自己免疫疾患。イタリア人のハーフの子が来たんですよ。アトピー性皮膚炎なわけ。その子に言ったわけよ、小麦がだめなんだよって。そしたら、「納得納豆しない」って。「イタリア人で小麦を食べるなって言うんですか」って言うから、「イタリア人なんだけど、国籍は。免疫は日本人なのよ」って。ま、結構アトピーなわけですよ。それでその子に聞いたのよ。「イタリア人でアトピー性皮膚炎の子っている?」って言ったら、いないって言うんですよね。それはそうですよ、イタリア人なんだから。小麦食べてアトピーになったたりイタリア人やってられないですからね。
あとあれだ、え、ロシア人の、ロシア人のハーフの子でお父さんやっぱロシア人でお母さんが日本人なのね。で、その子はあの日本語はベラベラなんですよ。さっきのイタリアの子は日本語ほとんど喋れなかったけどね。そういう子がいて、で、やっぱあれなんでしょ?お父さんがあのロシア人のロシアの料理をすごく食べろって言うんだけども、あの日本食が好きなのね。で、色々検査して調べるとやっぱね、油とかダメなんですよ。
それからね、黒人皆さんね、黒人でアトピー性皮膚炎の人って見たことあります?ないでしょ?日本なんてさ、政治家でもいるじゃん、アトピー性皮膚炎の人。アトピー性皮膚炎の大統領とか海外のアトピー性皮膚炎の大臣とかアトピー性皮膚炎のスポーツ選手とか見たことないでしょ?
で、うちに来たのはそのお父さんがブラックでお母さんが日本人で、もうイスラムに改宗してるんですよ。ちゃんとこうね、ベールやっててね。で、生後3ヶ月の赤ちゃんが、あの黒人だから真っ黒。全身アトピーなの。で、お父さんと話しするわけですよ。「アフリカ人でアトピー性皮膚炎の人って聞いたことありますか」って。ないってわけ。だから見た目はブラックでなんだだけど、赤ちゃんね。アトピーなのよ。だからもう民族は超越できないのよ。でお母さんが日本人だと日本人になっちゃうのよ。
これみてるハーフの人もいると思うけど、どこの国の人と結婚しててもお母さんが日本人だったらやっぱり和食でづよ。みんな困ってる。そのアフリカの人もそうだけども、あの、それこそさ、南アフリカ共和国とかナイジェリアとかで豊かな国だったらいいけど、私もベナンてナイジェリアの隣にあるんだけど、もう本当に最貧国なんですよ。日本の料理なんてないですよ。まずしい国に行ったら。米なんて。アフリカなんて小麦どころか、ね、あのトウモロコシどころかもちろん米なんか食べないし、キャッサバですよ。
あ、そうそう、キャッサバね。キャッサバも僕らが食べると死ぬ場合あるから気をつけ。ヒ素が入ってるんです。アフリカ人大丈夫なんです。何でって。アフリカ人だから。人種を超越できない。なので、四毒とかそういうことじゃなくて、和食を食べましょう。ご飯を食べてお味噌汁を飲んでぬか漬けを作って、普通の漬物も作って、できれば味噌も作って、焼き魚煮魚ね、酢の物ね。
で、ご飯はどうやってバラエティ出すかって言ったらあの、お米の種類を変えるんですよ、色々。だから、ね、白米もよし、ね。え、五分付きとか七分付きとかもよし、ね、玄米もよし、雑穀もいろんな種類があるから。ね、それから大麦ね。それからご飯炊く時にあずき入れたり、大豆入れたっていいんだから。ね。あの、うちの息子なんてあれですよ、時々トウモロコシ混ぜて炊いたりしてますよ。うん、それもいい、いいと思いますよ。うん。
それからお味噌もそう、5種類、6種類用意してください。ね、いろんな味噌汁。うん。赤出汁だったり、白出汁だったりとかね。そういうので食べると。味噌だってみそ汁にしないで味付けに使ったっていいでしょ。で、そこで頑張るのよ。バリエーション作るのは。そこで頑張る。で、いろんなものを食べる。ね。美味しいですよ、本当に。あとお刺身だ。私お刺身大好きだけど。うん。で、それでバライティ作る。
うちも夜はね、ほぼ100%鍋です。毎日、毎日だから寄せ鍋ですよ。で、その中に、お肉結構入れてますよ。鶏肉だったり、豚肉だったり、牛肉だったり入れて。ね。食べる。
あと、ポン酢。ポン酢をいろんなの揃える。俺はあんまり使わないけど、唐辛子とか、薬味ね。私の妻はなんか色んな薬味混ぜてますよ。日本人が日本食食べてるけども、白人なんかがいい気になってマグロばっかり食べてたりすると、本当にあの、水銀中毒になったりします。で、僕らはね、水銀とかね、カドミウムとか、銅にものすごく強いんですよ。魚ずっと食べてるからね。あ、あと貝ね。貝もいろんなもの食べましょう、貝とかエビとかね。うん。あとキノコ、そう、キノコも美味しいじゃないですか、いろんな種類の。ね。
あ、ゆず胡椒ね。そうそう、ゆず胡椒はね、うちの妻がいろんな種類の持ってますよ。あといろんな麹持ってて、それも調味料にしてますよ。