この記事のAI要約
欧米ではグルテンフリーが巨大な市場となっており、多くの人が実践している。
グルテンフリーは心臓病、うつ病、不妊症など症状を引き起こすセリアック病の改善に効果があると報告されている。
日本ではセリアック病の診断基準や検査が保険適用外で、病気自体が存在しないかのように扱われている。
そのため、本来セリアック病が原因の症状が、別の病名で誤診されている。
この状況の背景には、戦後のGHQによる小麦推進政策がある。
学校給食法などにより、日本がアメリカから四毒を輸入し続ける構造が作られ、これは日米安全保障条約などの条約を通じて現在も続いている。
政治的な構造をすぐ変えるのは難しいため、現時点では個人で四毒抜きを実践することが現実的な解決策である。
僕が4毒抜きの話をすると、食べるものが無いじゃないかとか、パン屋さんどうするんですかというけども、そんなの日本だけの問題であって、
欧米、オーストラリア、ニュージーランドも実はこのグルテンフリーのところが巨大マーケットになってるわけですよ。
もっと言うと金が儲かるわけです。渋沢栄一って人が言ってましたよね。道徳経済合一説ってね。
あのどんなに金が儲かることであっても倫理性がなければ長続きしない。だから金が儲からない。
あるいは倫理観だけしかない。全然経済合理性がないというものは結局商売にならんと。
だから日本では、ちゃんと倫理的に正しいものでその上で経済的にも正しいものと、それをするのが商売なんだっていう人が今一番勢力になっているわけですよね。
アメリカではちゃんとその30%の人がグルテンフリー指向っていうわけですから、ま、3人に1人ですよ。で、日本で3人の1人がグルテンフリーですか?って、全然そんなんじゃないでしょ。
じゃあこのグルテンフリーというのはいつから行われてるんですかっていう定義と歴史です。
グルテンフリーっていうぐらいだから当然日本人が発明した言葉ではないですよね。
このグルテンフリーという言葉自体は実は古いんです。これは医療現場でグルテンフリーダイエット、日本語に直訳すればグルテン除去食といって、このような流れがあります。
1940年代 アメリカでグルテン除去食が定着
1979年 食品表示用語として国際規格コデックスが制度化
食品表示用語として世界的にグルテンフリーという言葉ができた
2000年代 欧米ではに診断の普及や消費者指向、法規制整備が重なって急速に広まり、
実際に避けてる人の比率は国や調査で幅があるもののアメリカでは30%。
完全グルテンフリー食を実行してる人は1から2%。
イギリスでは8から10%がもう既にグルテンフリー食。
オーストラリアでは部分回避を含むと食品の20%超がグルテンフリーになっている。
これもう政治の問題ですね。。アメリカもヨーロッパもオーストラリアもやってるのに日本がやってないんだから。法規は国により異なりますがだいたい1kg当たり、20mg以下とする地域が主流である。だからすごい少ないですよね。で、ニュージーランドとかオーストラリアはもっと厳しくて、検出不能というより厳しい基準を使っていると。日本は基準はないです。
ただ1個だけあるんですよ。米粉がノングルテンであるという定義をJASで決めていて、1ppm以下ってあるけど、
ちょっと待って下さいよー。米粉でグルテンなんか出てくるわけないじゃないですか。
もうこれ本当に政治の問題です。だってよその国はやってるわけだから。
どういう風に言われてきたかって言ったら、
1888年 一番最初にこの小麦の中のグルテンが病気を起こすっていうのが報告された(明治20年)
セリアック病の食事療法というのをギーという人が書いたというのが初めて
1940年代 オランダの消化器内科のW・K・ディッケらが小麦の中のグルテンが原因と確立。
グルテンフリーダイエットというのが国際標準になる。
1979年 国際食品機構がグルテン不耐症の人の食事療法としてグルテンフリーというものを国際的に位置づけ。
2000年代 診断が増えて表示ルールが明確化され、グルテンが入っていない食品は表示できるようになる
2013年 アメリカのFDAが20ppm以下を条件にグルテンフリーと表示すると言うルールを作成。
1.7%の人が完全にグルテンフリーを実行。
2014年 EUが規制を作って20ppm以下になった。
2015年 カナダも20ppmを使ったと。
オーストラリアはそれすらダメと検出不能という非常に厳しいルールをしてると。
イギリスはもっとすごくてですね、16歳から64歳の8%が完全グルテンフリー食をしていると。
少なくとも言1割近くが完全に行っていると言うことですよ。
それから欧州オーストラリアでは24%が回避してる。
完全回避は3.8%と言うことで、半分の人がやってるとかそこまではいってないんですけども、
大体30%で15%から30%ぐらいの人はグルテンフリーをしていると。
完璧に抜いてる人っていうのがま、1%から2%ぐらいはいると。
と言うのもこのセリアック病自体がそのぐらいいるんですよ。
白人でも。そのぐらいいるわけです。で、その人たちは小麦抜かないと生活できないわけですから病気になっちゃうわけですから、やってるのと。で、日本には全くそういうのがないと。
で、そのアメリカがま、30%もグルテンフリーを行ってるという事なんですが、
健康状態が良くなったっていうそのデータはあるんですかと言うと当然FDAが疫学調査をしてるわけです。
子供では小腸粘膜が完全にグルテンフリーにしてると95%の回復と。
成人でも34から66%の人が2から5年以内に改善という報告がある。
もうこれだけでもグルテンフリーやんないといけないですよね。
例えば非セリアック病の一般の人や、セリアック病まで行かなかったとしてもこの小麦を食べると足がむくむとか、お腹がポコッと出るとか、だるくなるとか、眠れないとか不安になるとか、起きれないとかっていう人ね。
セリアック病と診断はされてない人でもグルテンフリー食をするとどうなるかって言うと、心臓疾患とか冠動脈疾患のリスクも下がるという報告がある。
それからうつ病や不安病の症状改善、更には統合失調症などの精神疾患の関連も示されてるそういう文献もあると。それからグルテン除去によってしびれや痛みなどの改善したという報告があると。
それからグルテンを下げた人のうち74%が厳密に継続をしていて、で90%の人が症状を自己改善しているといわれていると。
これ日本人じゃないので、日本人で疫学調査したらもっと出ると思いますよ。
まとめると、セリアック病の患者ではグルテンフリーにすると明確にすると。95%以上は改善すると。
非セリアックの一般の人でも自己申告では改善の評価が多いと。
精神神経症状では改善報告。うつとか不安とかね、ニューロパシーというのが減ったというのがあります。
皆さんも小麦を取らなくなったら体の調子が良くなったって人、ちょっと欄に書いてもらえませんか?
【視聴者からのコメントに返答:うん。片栗粉は4毒じゃないです。】
【視聴者のコメント:はい、良くなりました。はい、良くなりました。良くなったよ。むくみがなくなりました。ものすごく良くなりました。私です。良くなりました。軽い感じです。花粉症の薬がいらなくなりました。どんどん元気になってる。うん。それから花粉症なくなりました。はい。食べるくしゃみがすごいからやめません。お腹の張りがなくなりましたと。えー、良くなりました。良くなりました。むくみがなくなりました。身も心も軽くなりました。お腹が張らなくなりました。体が軽くなりました。最高です。健康になりました。便秘感がなくなりました。えー、夜中に起きなくなりました。尿漏れなくなりました。朝起きが悪くなりました。便秘がいいです。肌がきれいになりました。よく眠れるようになりました。えー、お腹の調子が良いです。鼻詰まりが良くなりました。ウエストが細くなりました。腰痛が消えました。痩せました。鼻詰まりなくなりました。お腹の調子が良くなりました。】
もうこれだけでエビデンスですよ。
【視聴者からのコメントに返答:金属アレルギーが良くなった。そうそう、金属アレルギーだとか、天気痛、気象病の人も良くなってますね】
で、日本ではねの小麦を取ってるグルテンを取ってると悪くなるということがまるで存在しないかのようになってるじゃないですか。それなぜなんか。日本ではまずセリアック病自体が存在しないかのように扱われてると。
そして、潰瘍性大腸炎とかクローン病だとか過敏性腸症候群だとか胃腸炎などと診断されてしまっています。医学的な事情と政治的な事情というのを説明したいと思います。
欧米ではセリアック病は人口の1%に存在するとされ、無症候を含めて大規模検診で発見されると。
日本ではまれな疾患という扱いになってますので、厚生省の統計や保険診療のガイドラインにもセリアック病の基準は存在しません。もっといえば、厚生労働省ではこの病気はないことになってるわけです。
これが医学教育にも小麦の問題が出てこない大本です。
で、病名のラベリングの問題っていうのがあって、腹部膨満感、下痢、鉄欠乏性貧血、不妊症など、典型的なセリアック病の症状が出ても、日本では過敏性腸症候群、機能性消化管障害、慢性胃腸炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、不妊症などと言われてしまう。
不妊症と言うのがセリアック病の症状であるとなってる時点で、それだけでもグルテン取らない方がいいってことがわかりますよね。
だからセリアック病という中にいくつもの症状があるわけですよ。
この症状に対して対症療法をやってるのが日本であると。
で、このセリアック病自体は日本には存在しないことになってるわけです。
このセリアック病を診断するためにはどういう検査があるかと言うと、抗TTG抗体(anti tissue transglutaminase anti body)という抗体を測るという検査があります。これは抗組織トランスグルタミナーゼ抗体(抗TTG抗体)、この抗体価を測定すればいいわけです。
これがセリアック病の診断に最も一般的に行われる血液検査です。
これは非常に良い検査で、感度特異度共に90%以上で、陽性ならば小腸生検(小腸の組織の一部を採取して、顕微鏡で組織の状態を調べる検査)をして、繊毛萎縮などを確認して確定診断するという方法。
それからHLA DQ2、HLA DQ8遺伝子多型検査というのがあります。
これは人の白血球の抗原でHLAの2型の抗原のうち、DQ2またはDQ8の遺伝子型判定をすると。
これはセリアックになりやすい素因を持つかどうかを調べる検査です。
セリアック病患者の95%はHLA DQ2、残りの部分はHLA DQ8を持っていると。
逆に言えばこのDQ2やDQ8を持たない人はセリアックになることは極めて稀であると。従ってえー、陰性の場合セリアックの可能性はほぼ全否定できる。がしかし陽性の場合リスクはある。
つまりこの最初の抗TTG抗体とHLA DQ2とHLA DQ8の遺伝子多型検査をすればもうその時点で診断がつくわけです。
じゃあそれやればいいじゃん。できません。
日本では保険診療ではこれの項目がないからです。
と言うことは診断ができませんということです。
厚生労働省がセリアック病が存在しないように振舞っている。
なので検査もできません。だから僕自由診療やってるんですよ。こてうちではやろうと思ったら血液検査できます。
ちゃんと自由診療でできる検査っていっぱいあるんですよ。
例えば抗癌剤がどのぐらい効くかっていう、抗癌剤の感受性試験なんか。
だから僕なんで抗癌剤を全否定してないかって言ったら、適切な抗癌剤を探せるんすもん。
今の当てずっぽうでやってるはっきり言いますけど。
それやればいいじゃんって。保険でできないからです。
ちょっと待って下さいよと。なんでそれやらないんですかと。
そこで、なんでこんなことになるのかっていう話になるわけ。
いいですか?ここからは非常に政治的な話になっちゃいます。
まず、GHQによる小麦推進政策というのが取られていました。
GHQはPL480余剰生産物促進法に基づいて小麦、乳製品、砂糖、植物油を大量に日本へ輸出するというルールになりました。
で、日本はMSA条約によって武力解除をさせられて戦争しないために丸腰になりました。丸腰になってから朝鮮戦争が起きましたと。
アメリカ軍は、朝鮮戦争行かなきゃいけない。
でも、日本も守ってやんなきゃいけないと。お金がかかる。
「日本、金出せよ」と言うと、あまりにも品がないので。
食糧援助を、ただで上げるのをやめるから買えと。小麦と植物性の油と脱脂粉乳を買えと。そしたら守ってやると。
はい、分かりましたっハンコ押しちゃったんです日本。
それで大量の小麦と大量の揚げ油と植物油と大量の、ね、脱脂粉乳が来たわけです。
で、どう処分ていいか分からないから、それでマッカーサーがスクールランチローと言う学校給食法という英語の原文を作り、それを日本語訳にして、それで子供たちにこの小麦粉と植物油と乳製品を消費させると。
給食にすれば絶対食べるから。それで入ったわけです。
そこでプレスコードというのが行われました。
これはアメリカ軍にとって都合の悪いものは報道しては行けないと。
そしてアメリカ軍に都合がいいことを報道しろということで、
「小麦は栄養価が高いんだ、乳製品も栄養価が高いんだ、植物性の油はカロリーが高くて健康にいいんだ」というプロパガンダがプレスコードによって行われたわけです。
そんな日本が独立したら関係ないじゃん。ううん。関係あるんです。
確かに今言ったプレスコードとか全部消えました。
ところが日本国憲法の98条の2項というところに、憲法よりも条約の方が上っていうとこがあるんですよ。
だから9条で、「陸海空その他の戦力は有しない。国際紛争解決する手段としては、武力を完全に放棄する」って書いてあるでしょ。
こんなの見ただけでも自衛隊は違憲なんです。
だけどなんで自衛隊があるの?って言ったら、憲法より条約の上だから日米安全保障条約をやってれば別に日本は核も持てるし、徴兵制も敷けるんですよ。
これでセリアック病もないことになってるんです。
だから今でもプレスコードは存在してるのと同じなんです。
プレスコードとか,PL480条みたいなことをやってるのが日米合同委員会だからです。日米合同委員会も条約です。
日本はこれを締結、してるので日米合同委員会で決めたことを内閣法にして、そしてそれが国会で法律になってる。
ですから日本でセリアック病が認識されていないのは、戦後のアメリカの政策が重なっている。
GHQの学校給食法があるとか、PL480条がある、MSE条約がある、プレスコードがある、ということで、
セリアック病が存在するという事実を広めてしまうと日本が小麦を買わなくなる、植物油を買わなくなる、乳製品を買わなくなるので、医療界にもそういうことを認めないような構造が戦後に作られたと。
なので他の国が30パーセントもグルテンフリーをしているのに日本はグルテンフリーが他の国がやってるのにすすまない。
植物性の油の98パーセントはほぼ輸入です。アメリカから輸入。小麦粉も大量にアメリカから輸入している。
つまり食糧政策でそうさせられちゃってるという事なんですね。
だからこのままだったら永遠に変わらない。じゃあどうするの?
だから私はこういう事を広めるために政治活動してるわけ。
一方でじゃあもとに戻るのがいつまでかかるんですかって言ったら。
もしかしたら30年とかもしかしたら戦後80年だけど80年かかるかもしれない。
だから、だから今すぐ解決する方法は四毒抜きを個人でやるしかないんですよ。
子供が言うわけですよ。よしりん質問ですって言うの。
「私は小麦粉を食べるとお腹が痛くなるんですけどアレルギーじゃないって言われたので食べろって学校で言われてます。どうしたらいいんですか?」
担任の先生に言ってもダメです。校長に言ってもダメです。教育委員会に言ってもダメです。文科大臣に言ってもダメです。厚労大臣に言ってもダメです。総理大臣に言ってもダメです。天皇陛下に言ってもダメです。
日米合同委員会まで行かなきゃダメです。
日米合同委員会って何ですか?日本とアメリカ軍の委員会です。ここが決めてるわけです。だから私は言ったわけです。
「ごめんね。どうしてもすぐ変えられないと。もうよしりんが総理大臣になって変えるよって。それまで待ってって冗談抜きで言いましたよ。」
だから今は個人で四毒抜きやりましょう。それでやるしかない。
もう政治の話になっちゃって恐縮ですけど、トランプ大統領が日米安全保障条約やめようよって言ったんです就任式で。
日米安全保障条約やめようって、もうアメリカが日本を守るのやめようぜと。
日米合同委員会やめようって言ってくれてるんですよ。今チャンスなんです実は。
これが本当に子供たちが学校給食で無理やり牛乳とかパンを食べさせられないことに直結してる話なんです。だからなんで戦後80年かかっても未だにずっとこの問題が治らないかって言ったら学校が悪いわけでも医者が悪いわけでもなかったの。
構造的にアメリカの物を買わなきゃいけないように憲法より上に条約を結んでたからなんです。それが答えなんです。だから個人では皆さん頑張って4毒抜きをやっていきましょうね。と言うことです。